ライオン | ☆あんりんトウフ☆
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ライオン

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先日ある番組を見て思わずトリハダが立ち涙があふれた。
あるところでは「ハンティングツアー」というものがあるそうだ。
そこはツアー参加者に動物をハンティングさせるというもの。
そこは人間が銃を持ち立派な角のインパラを撃ち誇らしげに喜びビデオ撮影している。ライオンをハンティング用にと子ライオンから育ててライオンもハンティングさせる。そのハンティングのやり方もブッシュに隠れたりしているライオンを撃たせるのではなかった。その映像は私にとってはとても衝撃的なものだった。狭い金網のフェンスの通路のようにつくられた所にメスのライオンが胸をはって立っていた。フェンス越しに子ライオンたちがママライオンの横に戯れている。もちろん危険を感じている母ライオンは逃げようとせず警戒して立っている。その母ライオンを狭いフェンスの通路で真正面から銃で撃ち殺したのだ。いくら動物とはいえあんまりな殺し方だった。もうその映像が頭にこびりついて離れない。自分がこんなことをする人間と同じ人間なんだというのが恐ろしくも思えた。
なんと人間は恐ろしいことをするんだろう…
なにが楽しいんだろうか。こんなに自然が作ったすばらしい生き物を簡単に撃ち殺してしまうなんて…
涙があふれてたまらなかった。鳥肌が立ち出来ることなら銃をかまえたその人間をこの手でどうにかしてやりたいとも思った。こんなビジネスをして喜んでいる人間がいる。信じられない世の中だと思った。
今日もきっとまだあのフェンスに追い込まれ撃ち殺されているライオンがいるに違いない。そのビジネスの禁止条例は立案されているもののまだ施行はされていないとのこと。本当に辛い映像だった。
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